まだまだ語るよ黄金バット

なぞの巻

# OG 『あれ、書き込んだの消えちゃってる。
鬼太郎ともども、原型は紙芝居で怪奇モノ、
悪漢・暗闇バットが主人公だったのが、正義の黄金バット
主人公交代、暗闇はマスク被ってナゾーと名乗る、ってのを
どっかで読んだ覚えが。唐沢商会系統だったかなぁ。
(略)

TEN 『永松健夫の紙芝居だと、ナゾーの正体は「黒バット」ですね。
ナゾーの一味は....
デブ・ハゲ・オッチョコチョイの三拍子揃ったドブロクスキー博士。
よくワケわからないけど、おそらくロクでもない存在であろう「モモンガさま」とチャネルできる、モモンガのお熊ばあさん。
年齢不詳、存在意義不詳、とりあえず美人らしい、ハルピンお光。

いいのか、それで(笑)??』

ワタシの読んだのは絵物語版『黄金バット なぞの巻/地底の巻』でした。
東京で暴れる黒バット一味に名探偵が立ち向かうのだけど即攻拉致られ、探偵の息子が富士の樹海にライオンと暮らす野生人「蛇王」に助けを求めると、蛇王は「それは儂の手にも負えん」と探偵の息子を連れて正義の味方黄金バットを探しに行く……とかいう、紙芝居を再構成してるにも関わらずすさまじく行きあたりばったりな代物でした。
話の途中で突然黒バットがマスクをかぶって「俺はこれからナゾーと名乗るぞ」といってそのままナゾーになってしまうくだりなどもう理解不能

でも黒バット一味の怪タンク(ドブロクスキー博士が作った四つ足のロボット怪獣)に対抗して黄金バットさんが翼竜エーアソーラス*1を喚び出すくだりはなかなか燃えました。

そのとき黄金バット
空のあなたをさし招けば
おお、見よ
前世紀の怪物エーアソーラスが
はったはったとその翼をはためかせ
現れ出でた

いや、「空のあなたを〜エーアソーラスが」の前後のとこ忘れたんでツクりましたが、なんちゅうか現代人には真似しても書けないですよorz

絵は古くさくて上手くもないし、ト書きで言ってることがそのまま繰り返されて内容もくどいし、地底国はデンパでご都合主義だし、復刻版ゆえに印刷も汚いし、展開も唐突で無茶苦茶だし、ひとつも誉めるとこがないのが最高です(笑)

ちなみに復刊ドットコムにリクエストが出ていて、
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=9724
だれかさんが一票入れてます(笑)

G.I.ジョー

OG『あの頃はGIジョーともどもネタアニメの布教に励んだなぁ』

懐しい(笑)
まだネットなんかなかった頃でね(笑)
G.I.ジョー・ザ・ムービー、いつか改めて書きたいなあ。
「コ〜ブラ〜〜!」

絶対正義

http://d.hatena.ne.jp/gms/20050118#p2

〔いじましく色々と策を練る悪/それをあっさり粉砕する正義〕

初期の北斗の拳とか、バスタードをちょっと思い出したりするのですが、人気が出るといろいろ余計な(笑)ドラマがくっついてきて、いつまでも絶対ヒーローじゃいられないんですよね。
それが現代か。
近年の特撮でそれ的なのは……ジャンパーソン?
(参考)http://fusuian.tamon.co.jp/?page=%C6%C3%C1%DC%A5%ED%A5%DC+%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%D1%A1%BC%A5%BD%A5%F3

メガレン

メガレンジャーは1話の冒頭の「サーフィンしようぜ!」に引いちゃって見なかったんですよー。
終わり間際にまた見たら「正体がバレて学校を追い出されるメガレンジャー」みたいな話でまた引いて見なかった。(翌年のギンガマンが好き)
いつか機会があったら。

でも『パワーレンジャー・イン・スペース』の方はパワレン1のお気に入り。
最終回で、敵の女ボス・アストロネマが追い詰めた市民に「パワーレンジャーを差し出せ!」と要求すると、バルクとスカルが群衆の中からずいっと出てきて、
「俺たちがパワーレンジャーだ!」
って名乗るんですよ。最初のパワレンからずっと、しょうもないお笑いを付け足すために、ストーリーとまったく関係なく出ていたボンクラどもの、一世一代の見せ場。
市民たちも次々と「俺が」「私が」と名乗り出て、アストロネマが気圧されたところに本物が出現!
いやあ燃える燃える。

街を襲うアストロネマ軍団のみならず、宇宙のあちこちでバンドーラやバラノイア、ボーゾックにあたるエイリアン軍団*2が正義を圧倒するクライマックスにもはや日本版の抜き焼きフィルムの出番はなく、本気出したアメリカ人のコワさを思い知りました。

しまった

黄金バットあんまり語ってねえ(笑)

*1:"air saurus"?

*2:パワレンの中では倒されてなかった。