タッチファイラーTFC

(2012/05/16 TFC本体をバージョンアップしました)
(2012/05/10 TFSCANをバージョンアップしました)
(2012/04/19 TFC本体とTFSCANをバージョンアップしました)

ひさびさの更新はプチコンネタであります。
増え続けるプチコンファイル、FILESはソートも何も効かないし、ファイル交換時にうっかり上書きしないためにも作者名のプリフィクスは大事なんだけど、8文字のファイル名がさらに短くなってはファイル名から内容を思い出すのが困難。せっかくだからタッチペンも使いたいよね…
そこでこうやまさんのファイルコピー2 http://www1.odn.ne.jp/beni/petitcom/fc2/list.html を改造して、タッチファイルコピーすなわちTFCを作成しました。
元祖FC2はQRコードが2枚のコンパクトなプログラム。こちらTFCは、本体11枚にくわえリソースファイル三つが7枚。
おまけにFILESからTFC用のデータベースを半自動で作成するTFSCANが2枚で、合計20枚のQRコードからなる大規模なプログラムになりました。

TFSCANでファイル名を取り込む

TFCはこのままではファイル情報が空なので、まずは手持ちのファイル一覧を作成します。
TFSCANをロードし、CLSしてから実行すると作業手順の説明が出ます。
FILESコマンドを実行して、1ページごとにSELECTボタンで中断し、STARTボタンでTFSCANを実行していきます。
この手順が完了したら、EXEC"TFC"でTFCを実行すると、自動的にファイル情報をセーブします。
このファイル情報は、ジャンルは?、スターは3、作品タイトルと解説は空です。TFCを使ってユーザー自身が情報を入力する必要があります。

TFCの操作

TFCの操作方法ですが、下画面のファイル(ジャンル、ファイル名、作品タイトル)をタッチまたは上下キーで選択すると、上画面に6x12フォント(もりちゃんさんのP6風フォントをリソースに書き出して使用。リソースQR5枚分の読みやすさは保証します)の解説が表示されます。
また、ジャンルマークをタッチすると同じジャンルマークのついたファイル全部、マークとファイル名の間の空白をタッチするとそのファイルのみをマークできます。

主な操作はアイコンで行います。
左右の矢印アイコンでページを切り替えて、選択したファイルを走る人アイコンで実行(EXEC)するのが基本的な使い方になります。
お好みに合わせてファイルにスターをつけて、お気に入り順に並べ替えることもできます。(スターやファイル情報を編集したら、セーブが必要)

さらに、アイコンの左の上下ボタンアイコンで、プチコン本体の編集画面と同様のアイコン切り替えができ、以下の機能が使えます。

  • MAIN: RUN(ファイル実行) / STAR(スター追加) / ←(ページ戻る) / →(ページ進む)
  • RECORD: EDIT(ファイル情報の編集) / MARK(一括ジャンル変更) / RENAME(ファイル名変更) / NEW(ファイル情報の追加)
  • FILES: SAVE(ファイル情報のセーブ) / SEND(マークしたファイルの送信) / RECV(マークしたファイルの受信) / *DEL(マークしたファイルの削除)
  • AUTHOR: EDIT(作者情報の追加と編集) / LIST(作者一覧) / (アイコンなし) / EXIT(TFC終了)
  • SORT: STAR(スター数降順) / MARK(ジャンルマーク) / FILE(ファイル名) / TITLE(作品タイトル)

また、FC2のボタン操作もそのまま残してあります。

  • 左右キーでページ切り替え
  • 上下キーでファイル選択
  • Aボタンでマーク
  • Bボタンで同ジャンルのファイルをすべてマーク
  • STARTボタンで実行
  • L+Rボタンでプログラムを終了(これだけTFC独自)

セーブせずに終了した場合でも、CLEARを実行したり、プチコンメニューに戻らない限りファイル情報や作者情報は消えていないはずなので、もう一度RUNしてセーブアイコンを使うのがいいでしょう。
また、セーブアイコンでは作者情報は保存されないので、作者情報のEDITアイコンを使い、情報自体を変更しないでセーブだけさせます。

逆に誤って情報を更新した場合、セーブさえしていなければプログラムを終了して CLEAR:RUN とすることで情報を読み直すことができます。
別のプログラムとの間で変数名がかぶって誤動作するようなときも、CLEAR:RUN で回復できるはずです。

TFCがあなたのプチコンライフを手助けできれば幸いです。

QRコード

取り込むには、クリックしてオリジナルサイズで表示してください。

TFC本体

TFCリソース



TFSCAN