初めてBASICにさわる人のためのトコトコプログラム

プチコン買ったけど何をしたらいいのかわからない」というみなさん! プログラムの打ち込みをしてみませんか?
編集モードでキーボードから文字や数字を打ち込むと、上画面にプログラムとして記録されます。
慣れない方向けに短いプログラムを用意しました。

棒人間は、キーボードの♥マークを押してグラフィック文字に切り替え、Jの位置で入力できます。
mk2なら、入力補完ができるのでより楽に入力できるでしょう。

編集モードから、実行モードに戻って「RUN[ENTERキー]」とすると、今打ち込んだプログラムが動作します。
棒人間が画面を横切って行きましたか? SYNTAX ERRORエラーが出たら、たいていはエラーの出た行に打ちミスがあります。
ちゃんと動いたら、一度「SAVE "TKTK1"[ENTERキー]」を実行して、プログラムをセーブします。

セーブができたら、ちょっと遊んでみましょう。
3行目のPRINTのあとの棒人間を、UFOや自動車のキャラクターに変えてみてください。文字や記号に変えることもできます。
また、棒人間の前の空白をピリオドに変えると、足跡が残ります。
5行目の VSYNC 6 で、棒人間の歩く速さを決めています。6を大きくすると遅く、小さくすると速くなります。VSYNC 60にすると、1秒に1歩ずつ進みます。

無限に棒人間がわいてくる

では、「LOAD"TKTK1"[ENTER]」を実行して、セーブしたプログラムを呼び戻してください。
今度は、このプログラムを改造します。

このリストの、1〜3行めと10〜12行めを打ち込んでください。4〜9行めは前とおんなじ......じゃあ、ないですね。2行めのLOCATE X,12が5行めではLOCATE X,「Y」になっています。
打ち込みが済んだら、さっきと同じように SAVE"TKTK2"を実行します。セーブ大事。

うまく実行できましたか? 今度のプログラムは、棒人間が右端に消えると新しい棒人間が左から登場します。
12行のGOTO @MAINを実行すると、1行めのラベル@MAINにプログラムが飛ぶため、プログラムが終わらない……無限ループになります。
そして、Y座標と色を乱数で決めるので、新しい棒人間は別の位置から、別の色で登場します。
飽きたら下画面の中断ボタンをタップするか、SELECTボタンを押して中断してください。

前回同様PRINT文やVSYNC文をいじって遊べます。
Yの値を決め打ちにすることもできますが、22や23にするとちょっと困った感じになります。ある意味面白い?

さて、次回はこれをゲームっぽくしてみようと思います。