2年ぶりに見た

たまごまごごはんさんの↓が面白かった。
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20070112/1168526462
ダイジェスト版だけど、キントレスキーという敵の純粋さと、その純粋さがそのまま彼の邪悪さであることがきちんと描き込まれています。
無印以来の「邪悪=筋肉」原理でパンプアップしたキントレスキーが、髪とヒゲまでパワーアップしてちょっと笑えるところとか、絵がきれいな以上に華麗で力強く、モーションそのものが快感という高レベルに至った戦闘シーンとか。
いつの間にプリキュアはこんなにレベルが高くなっていたんだ!

ええと、マックスハートの最初だけちょっと見たんだっけ。無印の後半からもう見てなかったっけ。そんなことも忘れた(笑)
ああ、ええと、中盤で倒れたジャアクキングの魂が3人の人間に宿るんだっけ。たぶん途最後まで見てない。
マックスハートは本当に最初の数回だけ。あの主題歌を聞くとなんでも「マックスハート」とつけてみたくなる衝動にかられます。

そんなこんなで今朝ひさびさに放送を見てみました。
あー、いきなり最終決戦かー。親玉の言ってることがジャアクキングとまったくいっしょ……と萎えてましたが、プリキュアと親玉の力押しのさなかに、ワルキュア(仮)が親玉を説得して、それをあきらめるというドラマが盛り込まれていて、これだけでもやはり面白い。
親玉の強さに凹むプリキュアを、ワルキュアが「いつものセリフを言ってよ」と元気付ける場面なんか、「ええ年してヒーローもの観続けてて良かった」と思える屈指の名場面です*1よ。

そしてさらに黒幕が出現、またDBZの悪役みたいになってるよ!(笑)←喜んでる

スプラッシュスタープリキュアの完成形だなあ。
ワルキュアの二人の改心劇が、シンプルすぎる正邪の対決に深みを添えたのかな。
それさえ機能してなかった無印キリヤ編などを思うと、やはり3年分の進歩なのでしょう。
そこで5人にするというのは、やっぱりラブ&ベリーに押されて苦しいのかプリキュアとも思うんですが、「プリキュアファイブ」の強烈な語感から想起されるモノをこの完成度で見られたらいいなあ。

*1:ぱっと思いつくのがなぜか『パワーレンジャー・イン・スペース』最終回の「俺たちがパワーレンジャーだ!」。東映・円谷作品から何か出てこないのか(笑)