めびうす談義

http://d.hatena.ne.jp/rbyawa/20060422/1145966815
甘目というか、ホントはもっと褒めまくるつもりだったんですよ(^_^;) ウルトラマンより防衛隊主役みたいなコンセプトは気に入ってるんですよ。
もっともワタシ、ウルトラに限らず特撮全般に甘いですが(笑)

悪口が多くなるのは嫉妬……うーん、確かに「俺ならこうするのに」が先に立っちゃうのはスタッフにヤキモチやいてるのかなあ。昔はよく設定をアレンジしたオリジナルヒーローとか考えたものです。結局創作の方には行かなかったけど……(パソ通の時代には小説ネット風酔庵、などというものもやってましたが、立ち上げた途端に書かなくなったというありがち)
いや、あれ、生き残り君にヤキモチ焼いてるって話? いやヤキモチではないはず。
むしろバディものになってくれたら嬉しい。最弱の巨大ヒーロー・アイアンキングが最強の普通人・静弦太郎にフォローしてもらう『アイアンキング('72)』の昔からワタシ、ヒーローと人間のタッグに弱いのです。

ただ、そういうワタシ好みの作りは、アイアンキングといいネクサスといい子供受けしないので、カタルシスは担保しとかないと、また打ち切られたり隊員皆殺しにするはめ*1になったりしやしないかと気が気でないのです(笑)


で、お金はないですね(きっぱり)。
昭和のウルトラはTBSで作ってたわけですが、ティガ〜コスモスは大阪のMBSで、ネクサス以降は名古屋のCBCで作ってるわけですよ。
お金がないのを、海とか山とかを舞台にしてかわしたのがコスモス。話がぬるいうえに画面がさびしくてあまり見ませんでした。(嫌いだったー)
ネクサスは極秘防衛隊とか異空間戦闘とか、舞台設定のレベルから「怪獣が街を壊して防衛隊総攻撃」的ビジョンを避けて大コケ。
マックスは正攻法だったけど、絵的にはセイザーXどころかマジレンジャーにも負けてますよね。
予算がないのはわかってるんだけど、怪獣と戦うのは3回に1回、みたいな大胆な回避策も取れないのです。
まして初代ゴジラと比較するのは酷……
特撮ものはずいぶん前から「ヒーローがカッコ良くわるものをやっつける」ところを見せるテレビマンガだから、「ばかでかい怪物が東京を蹂躙する」ところを見せる映画のゴジラとはやはり似て非なるものなのですよー。
いや、観客がそんなこと斟酌する義理はないんですが。やっぱ甘いな。

ただひょっとすると、#2で飛行機の発進シーンに凝ったのが響いたかも。あれを全部ミニチュアでやるのはアナクロな趣味だ。好きだけど(笑)

*1:ウルトラマンレオであった。