LUNAR CITY SOS !!

I/O 81年4月号掲載の芸夢狂人さん作・LUNAR CITY SOS !!(PC-8001+PCG) をプチコンに移植しました。
左右移動するビーム砲で弾を撃ち(A/Bボタン)、トプシダーを倒して月面都市を防衛します。ビーム砲が全滅するか、都市が全滅するとゲームオーバーです。

トプシダーは最初母艦で出現します。この母艦に数発打ち込むと2機のUFOが出現します。UFOにさらに打ち込むと2体のトプシダーになります。トプシダーを撃つと今度は2体のトプシンになり、画面中をジグザグに移動。トプシンを撃つとトポンになって落下します。

ビーム砲の上には、月面都市を守るバリアが張られています。敵の攻撃でどんどん穴が開きますが、1ステージあたり何度か張り替える(X/Rボタン)ことが可能です。

スペースインベーダー世代のシューティングですが、81年の作品だけあって数種の敵キャラが入り乱れ、都市防衛の要素もあり、当時としては盛りだくさんな作品でした。
なんといっても地球からの援軍がヤマトとガンダム(第13独立部隊)というのが時代ですな!

オリジナルの雑誌記事は実家なので、ネットの資料や動画をみながらそれらしく作りました。
もともと8001の80文字モードのゲームなのでピクセル数半分です。シティの数もオリジナルは8つあったのが6つに減っていて、全滅エンドになりやすい。
だから時には身を捨てて都市を守らなくちゃいけない。バリアはがんがん使いましょう。ビーム砲の交代とともに新しいバリアが張られ、補充もあるのでバリア残して死ぬのは恥です。
全14面ですが僕はクリアできません(;_;)


初代プチコンで作り始めたバージョンは、当たり判定がめちゃめちゃになって長らく放置。(その間に作り出したエイリアンフォールの方が先にできた……って、エイリアンフォールのQRも上げてないですな!)
mkIIのSPHITを使って作り直しましたが、NHK-FMの特撮三昧を聞きながらということは半年くらいほったらかしたかもw


コニミルさんのルナシティ2012と比べて、演出に時代を感じるのも一興(^^;
なにしろオリジナルの作中年代が2001年です。
30年前はマシン語で作らなきゃいけなかったシューティングゲームがBASICで作れることに、ますます時代を感じますなあ。