新作製作発表

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

ワーナー配給で12月公開。TYOがんばったなあ。
最近のウルトラ映画はたいてい春休みとか夏休み後半(下手すると9月)とかのすき間興行で、12月公開のULTRAMANのときも上映館少なかった。言ってしまえば松竹の外様扱いから、一歩抜け出せた。
スーパーマンバットマンを擁するワーナーから、世界展開を見越して……というと期待しすぎかもしれないけど、ちょっと夢見ちゃう。

あらすじは大怪獣バトル meets メビウス&兄弟みたいな、いわば鉄板、おまけに100大怪獣軍団 VS 50人ウルトラマンって内山まもるスペオペウルトラマンマンガをほうふつとさせる大風呂敷。
大ボスはワルトラマンだし、ダンディ4も押さえたし、もう売れ筋まっしぐら。

それは正しい。

TYO傘下の新体制での第一作、しかも劇場映画なんだから、失敗できない一本なのだ。
いや、何が何でもこの一本を成功させて、次につなげなくちゃいけない。
おそらくスタッフは、この作品がヒットした後のシリーズ展開をすでに計画しているはずだ。
してなきゃ嘘だ。

(素人なりに映画ビジネス、として見てるあたりが我ながらオッサンになったなーとは思うw)

プロデューサーは岡部淳也氏、監督は坂本浩一氏、脚本は岡部氏と樫原辰郎小林雄次両氏ということで、スタッフもほぼ一新。
海千山千のスタッフ*1がはじめてウルトラマンを手がけることで、斬新なビジュアルに期待してしまいます。


劇場を出たら、空にウルトラマンが見えるような、すげえ映画が見たい。

*1:ちょっとプロフィール調べたら、『スペクター』とか『D』とか『ペルソナ』とか『パワーレンジャー』とか、このヒトたちが特撮やりたくて仕方がないことがよくわかる