コーヒーフレッシュは偽装じゃないけど

http://kyounosinbun.cocolog-nifty.com/syasetu/2007/07/post_9af6.html
すでにコメント欄で突っ込まれまくってますが、「偽装」ではないんですよね。
ちゃんと原材料は明記している。乳成分に関しては、むしろ入っているだけましな方。
だけど偽装じゃない、偽装ではないんだけれど、事情を知らないと気がつかないし、何より本物を知らないとわからないですよね。


以前、ラシックの本屋でくたびれて、一服しようと喫茶店に入ったら、コーヒーがむちゃくちゃ苦い。
「俺様はコーヒーはブラックで飲む主義だもんね」なんて、ついてきたクリームは無視してたんだけど、あんまり苦いからどうしようもなくなって、クリームを入れてみたら……


「うまい!
コーヒーとクリームがこんなに馴染むとは!!
いや、ブラックコーヒーとアイスクリームを交互に口にすると、苦味と風味が増幅し合うのは知ってはいたが……
ここではクリームを「混ぜる」ことでコーヒーが、別の次元の飲み物に進化しているッ!
クリームは邪道と考えていたのは間違いだった! この世には……」


「クリームを入れた方が美味しいコーヒーも」
ジョジョ立ち
「存在するッ !」

バ ァ ァ ァ ー ー ー ー ン!


そのとき初めて気がついたんですが、この店はエスプレッソ専門店だったんですね。ドリップコーヒーとエスプレッソの違いを思い知りました。


実際に飲み比べたわけではないけれど、コーヒーフレッシュをこのエスプレッソに入れても大してうまくない。
しょせんコーヒーフレッシュなんてその程度のものです。
本物のクリームであれば、コーヒーに入れる値打ちはあるかも知れない。


まあ、コーヒーの方も、本物のクリームを入れる値打ちもない駄コーヒーが多いんですが。
煎りたて*1・挽きたて*2・淹れたて*3の三たてコーヒーは基本として……


ああいや、ブログ主さんもこれをきっかけに、今度コーヒーを飲むとき少し気にしてみてはいかがでしょう。
「このコーヒーは淹れてから時間がたってはいないか?」
「この粉は何日前に挽いたんだ?」
「この豆、何日店頭に置いてあるんだろう……」
いや、そんなことより大事なのは、これか。


「コーヒーって、こんなに美味しいんだ!」


いやまあ、こっちはこっちで修羅の道なんですが(笑)

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