劇場版チェンジマン

2年半ぶりにレンタルビデオ屋行って、借りてきたのはスーパー戦隊MOVIE3(チェンジマンターボレンジャーの6本入り)と劇場版デカレンジャー


で、劇場版チェンジマンの1と2を見た。
……昔の戦隊ってやっぱしょっぱい(^_^;)
やってることがテレビとほとんど変わらないというか、むしろ飼い犬を助けに行く子供とか、研究所の所員が変だという女性所員とか、テレビの1エピソードなら話の中心になるような登場人物が、アクションシーンに置いてけぼりを食って目立たなかったり、いつも宇宙船にいるだけのギルーク司令官が珍しく地上に出てきたと思ったらすぐ逃げちゃったり、中途半端に詰め込んでいろいろはみ出た感じがなんだかなー。
しかもTVのバンク使うからって、変身シーンでワイド画面の左右が切れてるのはあんまりだと思った。

2は「シャトルベース危機一髪」というくらいで特撮がんばってる方だと思うんだけど、煙吹いた巨大スペースシャトルが右往左往するばっかりだし、1で合体メカの活躍シーンがあったのはいいけど、ミニチュアがあまりにチャチだし。
いや、この頃の戦隊を「特撮」目当てに見るのは間違ってるんですが。
ミニチュアワークなんか1年に1回、ロボの合体バンクを撮るだけ*1だし、ビデオ合成は画面が荒れてぐちゃぐちゃになるし、特撮映像で客を驚かすなんて方向性はなかった。
JACのアクションは気合入ってたです。ただ、宇宙から来たミイラ顔の戦闘員が「くけけけけ」とか言いながら器用にモーターボート操縦して追っかけてくるのは、なんか違うと思うんだ。思わない?


なんか不必要に疲れて、あらためてボウケンジャー見たらすごく見応えある(笑)
これが20年分の進歩か!! と思ってたら、エンディングで旧作紹介コーナーが始まった!
30作もあると、1作ずつ順に紹介するだけで7ヶ月かかる(笑)けどどうするんだろう。

*1:翌年のフラッシュマンから2号ロボが登場して、ミニチュアワークが年2回になりましたバンザーイ。ただし、フラッシュマンの映画の2作目はテレビの再編集ですorz