ワリバシで打ちやすいキーボード

PC

病気で充分に手足が動かせないため、キーボードも口にくわえたワリバシで打ってます。
それで痛感しましたが、ローマ字ってチョー打ちにけぇー！
なにがいけないって、

  • ２〜３打に一度はaiueoを打つのに、位置がバラバラ
  • 日本語ではあまり使わないfjcvがキーボードの中心近くを占めている
  • 逆にひんぱんに使うazsoが隅に追いやられてる

といってカナ配列も使いにくい。

健康なころからすでにこれが我慢できなくて、花配列やM式キーボードを使ってたワタシですが、こうしたキー配列は両手での入力効率を追求したもので、ワリバシでの操作はかえって大変。

だったら、「ワリバシ向けのキー配列を考案しちまえ！ってんで考えました。

  • aiueoを中心に集中させる
  • ほかのキーで代用可能なqcljを削除
  • 母音に準じる「やゆよ」キーを設ける
  • あまり使わないfyvpを隅に置く

というわけで、作ってみたのがこんな配列。

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　│ｆ│ｙ│ｇ│ｋ│ya│yu│yo│ｒ│ｂ│ｐ│　│　│
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　　│ん│ｄ│ｚ│ｓ│ｅ│ｉ│ｎ│ｔ│ｍ│　│　│　│
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　　　│ｖ│ｘ│ｈ│ａ│ｕ│ｏ│ｗ│　│　│　│　│
　　　└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘

hana-msime.pl*1をもとに、wari-msime.plを作成します。（要ActivePerl）
MS-IMEに組み込むかたちなので、手軽に実装できました。


使ってみるといろいろ問題も改良点も出てきますが、方針は間違ってないみたいです。

  • wsはいい場所すぎたみたい
  • mrgdzkはもっと真ん中に
  • eiとaoは入れ替えたい
  • 母音キーを１つ左へずらしたほうがいい？

だいたい、下段のキーより上段・中段のキーのが押しやすい模様。

*1:MS-IMEに花配列を実装するプログラム。massangeanaさん作　http://www.asahi-net.or.jp/~ez3k-msym/charsets/hana/hanasetup.htm