#24 バキシムカッコヨスの巻

「一角超獣バキシムだ!!」
体型的には恐竜っぽいけど、直線的なディティールで構成された部分部分は鉱物っぽくもあり、青い目の冷たい光やシルバーのクチバシはメカっぽくもあり、またブルーとオレンジのツートンカラーが絶妙な……奴こそ超獣の中の超獣!
トゲの生えた両腕(ちょっとパスタすくい風でもある)とか、尻尾というよりなんか内臓入ってそうな尾部とか、異様なんだけどスンナリ納まってるんだなー。

ウルトラチャンネルの更新タイミングを見誤って、初代の登場回を見逃したのがいまさらながら悔しいな。
子供に化けてTAC基地を探るんだったか……「二代目」はそういう作戦遂行者ではなく、ヤプールの道具。リュウから抜けたヤプールが目に飛び込んで、赤い光を放って咆える様はロボットアニメのよう。(目も照準だったし)


冒頭のタロウとゾフィーのやりとり、GUYS感謝祭でのビートル、ホーク1・3号などファンサービスも盛り沢山で、さすが映画封切日。(行ってませんが)
過去ネタてんこ盛りの横で、クルーの趣味に合わせてイベントを立案してる補佐官とか、ヤプールの陰険さを食っちゃった隊長の登場シーンとか、GUYSの面々にもおいしい場面がちゃんとあるあたり、密度が濃いいです。
(よく見ると「PANASONIC」のロゴがあるGUYSタフブックとか……タフブックのメビウス仕様とか発売されたらうっかり買ってしまいそうだ……)
そんでもってオチが「1ドル銀貨」とはなー、いやもう満腹です。


もうひとつおいしいのは、ヤプール玄田哲章、タロウ=石丸博也ゾフィー田中秀幸という声優のキャスティングです。コンボイとロディマスコンボイとスターセイバーだーー!!
(喜ぶのはトランスフォーマーファンだけじゃ)


次回、はねまわるドラゴリーの両足がいきなりやけにカワイイのはどうなのか(^_^;)