ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

TV放映でやっと観れましたなあ。I&IIはTRPG仲間と劇場で観たんだけど、IIIは入院中の公開で悔やしい思いをしたのです。
DVDにも手を出しかねていたけど、2夜連続でのTV放映というスタイルは楽に観れて良かった。

とはいえ、今日は昼間の花見で少々呑みすぎて、後編開始時の調子最悪。
コーヒー一杯いれれば楽になるのにと思いつつ、起き上がれないでいたところを、母にインスタントコーヒー作ってもらって、「コーヒー一杯いれる気」を立ち上げ。
序盤を見ながら豆挽きいの、湯沸かしいのして、ようよう生コーヒーにありつくと、すっと体調回復。
呑み過ぎにはコーヒーが一番の薬ですなあ。


どこをとっても大満足の傑作ですが、一番インパクト強かったのは象軍団。
なんかもうゴジラ級のでけえ象、何本も突き出てる物凄い牙にトゲまであしらって、しかも背中に蛮族の弓手がわんさか乗った砦が乗ってる、陸上戦艦みたいのが地の果てからズラリ並んでやってくるというビジュアルにやられました。
ああ、もう、侵略宇宙人がとりあえずごあいさつに東京に怪獣送って来るような話見れないかも知れない……(;_;)

イヤそういう前世紀的な怪獣ものを決して否定にまわる訳ではないんだけど、なんていうのかな、侵略怪獣の運用法というのを一度ちゃんと考えた話というのを見てみたいな、と。
象軍団はその点、戦における「怪獣」の運用システムを一枚絵で表現しきった凄みがあります。
まあ象間詰めすぎて、一頭転ばしたら仲間の象巻き込んで倒れたとか、縄を切ったら砦がすべり落ちちゃったとか、システムにも運用にも若干問題ありげな場面もあったのはご愛敬。
いや、映画の見せ方としてはとっても正しかったと思います。キャッキャ言って喜んでました。
「今のは一つで数えろよな!」ってオチまでついて。


TV特撮が週6本、黄金時代が来たと浮かれてましたが、やはりここらでパラダイム・シフトが見たい。
そりゃまあロード・オブ・ザ・リングと金のかかり方が違うのは仕方ないけども。


ああ、しかしこういうの見ちゃうと俄然ファンタジー熱が上がるな!
CRPGやってウォーシミュレーションやってTRPGやって、ひさびさにベルガリアード物語でも読みたいな!(指輪読めよ(笑))
もう10ヶ月近くほったらかしのドラクエ8でもやるか!!(ドルマゲス倒したところで止まってる(笑))