仮面ライダー剣・第x話

「ひさしぶりだな」
「本当にひさしぶりだ。何年ぶりになるんだ?」
「数えていない」
「今の暦に変わったのが、西暦何年だったか……」
「もはや、どうでもいいことだ」
「そうだな……あっという間だったな。ほんの、石ころ一つで」
「あっけないものだ」
「とうとう、お前と戦うときが来たな」
「嬉しそうだな」
「けっこう楽しみにしてたんだ。お前と全力で闘り合うの」
「俺もだ」
「第3のバトルファイトか。俺もお前も勝ち残るわけにはいかないが……人類は勝てるかな」
「勝つさ」
「じゃあ、始めるか」

むー、こんな妄想がスッと出るあたり、案外ハマったもんだな。